ゲルハルト・リヒター展に行った

年始に用事があり、名古屋に行った。

その帰りのついでに豊田市美術館でやっていたゲルハルト・リヒター展を訪れた。

東京国立近代美術館で開催されていたときにも行ったのだけれど、斎藤環の解説(評論?)を読んで、もう一度行きたくなったのだ。

2回見ると少しは作品の全体の理解が少し深まった気がする。しかし「アウシュビッツ」の4枚の写真は凄い。大変な写真だと思うのと同時に、目が吸い寄せられて、引っ付くように眺め続けていたくなる感じがする。

斎藤環の文章を読んで、実物を見ながら小難しいことを考えたいという動機で訪れたのだが、実際は色々な作品に再び触れて、「リヒターは何を考えてこんなにも毎日絵を描いているのだろうか」といういささか茫漠とした感想が土産となった。(行ってよかったと思う)

***

これを描いているのは上記の翌日のことで、昼過ぎまでスプラトゥーンをやって、うどんを食べた後である。